古本の買取を行う際に年齢は関係あるのか
古本の買取の際に年齢は関係するか、この疑問についてはイエスというのが答えになります。
正確には、大人も子供も関係なく本人確認書類の提出が必要で、18歳未満の場合だと保護者の本人確認書類を要します。
古本買取店によっては、宅配サービスを提供していたりしますが、その際にも公的な本人を証明する書類の提出が不可欠です。
未成年は、宅配買取そのものが利用できないケースがあるものの、いずれにしても年齢によってサービス利用の可否が決まります。
有効な本人確認書類は古本買取店によりますが、一般的には運転免許証や各種の健康保険証、パスポートや在留カードといった書類が該当します。また、在学中の人は学生証が有効だったりするので、これも本人確認書類として提出してみる余地ありです。
古本買取店側は、誰が何時どの本を売ったか記録する義務がありますから、本人確認書類と合わせて年齢確認を行っています。買取の可否はお店側の裁量で決まるので、例えば18歳以上でも学生は不可とするお店も存在します。
18歳という年齢は、保護者の本人確認書類を必要とするかどうかの基準ですから、まず最初に年齢を確認するのが普通です。
次に学生か否かを問い掛け、学生であれば古本買取店ごとに違う買取可否の判断基準に掛けられます。
成人なら古本の買取を拒否する理由がありませんし、年齢や身分を確認できる書類の提出が行われれば、古本の買取が実現します。
年齢制限は、何も古本の買取に限られたものではなく、例えばゲームやDVDなどの商品にも当てはまるものです。買取りにおいて年齢確認が行われる理由は、盗品の現金化を始めとした、不正な転売を防ぐ目的にあります。
何かトラブルが生じた場合に、記録がなければ売買の事実を証明できませんから、そういう意味でも確認が義務化されているわけです。
古本を売りたい人にとっては、本人確認書類を用意する必要があるので、手間に感じてしまうでしょう。
しかし、理由が分かれば納得できますし、確認が求められても面倒に感じたり不愉快に思うことはなくなるはずです。