どのような古本が高値で買取されているか?
古本の買取りで高値が付く場合はどんなケースがあるのか、事前に確認しておきましょう。
まず挙げられますのが、やはり希少価値が高い種類の書籍です。具体的には、すでに絶版となってしまった小説や漫画などが挙げられ、流通量が減少しているために必然的に価値が高まります。
この場合では、古本そのものの魅力はもちろんですが、作者の人気なども関係しており、いわゆるレア物として高値で取引される例も見受けられます。
絶版になる理由は単に売上が見込めなかったという事もありますが、中には最初から数量限定で発行されている書籍もあり、入手できなかったマニアにとっては高い価値が見いだせるのです。
そして何度も使いまわしができるタイプの本も、高値が付けられる傾向があります。例えば学校の教科書や参考書などは繰り返し参考に出来ますし、出回る量も比較的少なめですので古本買取では人気のある種類の1つです。
また専門性の高い学術書なども品薄傾向のため、高値が付きやすくなっています。専門書は内容的に流行などに左右されませんし、元々の単価も高額な本が多いので、ある程度の査定が見込める事が特徴です。
またこれから映画化やドラマ化などが予定されていて、注目度がアップしそうな本も査定が期待できるでしょう。
漫画の原作などがアニメ化される前などは買い求める消費者も増加しますので、買取相場も高くなる流れがあります。
その他にも、有名人などがテレビやSNSで紹介した書籍は注目度も高まるため、査定ポイントの1つにもなるでしょう。
そして人気のある漫画の単行本などは、流通量も多いので一般的な買取額になりがちですが、これらはセットで買取してもらう事で査定がアップする事があります。
単行本は単品で1巻ずつよりも、全巻セットで揃っている物が売れやすいという特徴も見逃せません。
古本屋さん側でもセット販売で売上にも繋がりますし、購入する方も1巻から最終巻まで一気読みできるのが魅力です。このような古本の種類が高値の査定が期待できますので、古本買取の際に覚えておくと良いでしょう。