古本買取店で買い取ってもらえない本とは

古本買取店に依頼しても、全てが買いとってもらえるわけではありません。買い取ってもらえない本とは基本的に値段のつかないものであり、それぞれのお店で基準が設けられています。

 

もっとも重要なのは状態であり、古くても綺麗に保管してあったものは値段がつくことが多いのですが、新しくても破れている等の破損が酷い時には値段がつきません。

 

カバーが無いという程度なら買取価格が安くなるだけですが、破れていて無いページがあったり大きなシミができていたり、修理できないほどの大きな折れがある場合には対象外です。

 

また、状態には臭いも含まれていて、タバコ等の臭いが酷い時には買取不可と判断されることがあります。

 

CDやDVDが付属するような書籍では、それらが無くなると買いとってもらえない可能性が高くなります。本単体でも価値のあるものなら良いのですが、CDやDVDが欠けることで書籍の内容が著しく損なわれる場合には値段がつけられません。

 

購入者から見ると、その付属されているCDを目当てにしていることも多いので、無くなった時点で商品価値が失われてしまうと考えられます。

 

保管の状態によってはカビが発生したり、うっかり水に濡らしてしまうケースもありますが、これらも買いとってもらえません。

 

元々が売られていたものではない非売品も対象外となっており、古い辞書類も買い取れないと明記しているところが多く見受けられます。他にも学校の教科書や法律・法令により販売や所有所持、譲渡が禁止されているものは売れません。

 

古本屋さんに行くと参考書類もたくさん売られていますが、あまりにも書き込みが多いと売れないことを覚えておくと良いでしょう。買取して欲しい時には事前に消して綺麗にする等の工夫が必要です。

 

参考書や歴史本のように定価が高くて一定の需要が見込めるような場合にはカバーが無くても売れますが、一般的な本はカバーが無いと買取不可となっていることがほとんどです。


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