古本の買取価格の基準はどこにあるの?
古本の買取価格が決まる基準は古本買取店によって色々異なりますが、まず挙げられる基準が初版から何年経過しているかということです。
初版からの年数は価格に大きい影響を及ぼし、同じ書籍だった場合も基本的に年数が経過していくのに伴って買い取られる価格は下がっていきます。
年数が経過することによって、同じ書籍の流通量が多くなったり、話題性がなくなり人気がなくなることが価格が下がる原因です。
非常に売れた書籍であればあるほど、流通する量が増えてしまい、早めに価格が下がることがあります。
古本買取店によって異なりますが、書籍のジャンルが金額の基準の1つです。
大手古本買取店の相場は、コミックの場合だと30円までとなっていることが多いですが、人気作品は青年コミックの場合は300円まで高まることもあります。
しかし、少年や少女向けのコミックだと200円ぐらいまでしか高まりません。
新書本は、通常の作品であっても100円までの価格で買い取られる可能性があり、専門書の場合は通常の作品でも200円までの価格で買い取られる可能性があります。
専門書の人気作品ともなると1000円以上の価格で買い取られる可能性もゼロではありません。
学習参考書や基本的なプログラミングの教本など情報や知識がすたれない一部の専門書は価格が下がりにくい傾向です。
話題作であるかどうかも、価格の基準の1つでドラマ化されたりアニメ化されたり、流行した書籍やコミックはニーズが大幅に高まります。
ですので、古本買取の価格にも大きな影響を与える訳です。
もし、持っている古いコミックや小説などがドラマや映画、アニメ作品などになって注目されるようになってきたとすれば売るのに最適なタイミングになります。
綺麗な見た目であることも、価格の基準の1つです。
書籍が日に焼けていたり汚れが目立ったりしていると、それだけで価格が大きく下がり、最悪の場合は買取りを拒否される場合があります。帯がついているかどうかは、あまり影響を及ぼしません。