同じ本でもお店によって買取金額が異なるのは何故?

古本を複数の店舗に査定してもらった場合などに、同じ本の査定額が異なるケースもありますが、これはその店舗によって買取基準が違う事が理由です。

 

古本の価値を判断する材料は様々ですが、まずポイントとなるのが本の状態でしょう。

 

破れや汚れなどが無く帯付きなどの綺麗な物が査定の大事な部分ですが、この基準は店舗ごとに異なってきます。本の状態で査定を判断するには当然査定する方の目利きが必要ですので、マニュアル化されているようなチェーン店でも、若干の差が発生する事が見受けられるのです。

 

そして古本の査定基準は、その店舗がどのようなジャンルに特化しているかという部分も関係してくるでしょう。いわゆるマニア向けのような専門的な古本屋の場合は、扱うジャンルの商品を中心に高値を付ける事があります。

 

例えばアニメの専門ショップや学術書のような専門的なジャンルは、知識がある方にしか分からないような価値が存在します。そのため他の古本屋では査定額が低かったような本でも、正しい価値が分かる専門店に依頼すると高値となるケースもあるのです。

 

また専門性の高いショップなら、欲しいジャンルの買取強化をしている事もありますので、種類によって買取先を選択する事も大事でしょう。

 

近年の古本屋はデータを中心として査定額を決定する場合が多く、アルバイト従業員でも一定の査定ができる事が特徴です。この場合は店舗で取り扱っているデータシステムの違いによっても、査定額が異なる理由の1つになっています。

 

リアルタイムの相場を重視する店舗もありますし、在庫状況の数によって査定額を変化させる店舗も見受けられます。古本のデータを入力するだけで査定額が算出されますので、どんな本でも一定の買取に繋がりますが、専門的な本の価値などは期待できないのが事実でもあります。

 

このように古本買取には扱うジャンルや買取基準の違いがある事から、それぞれの店舗で査定額が異なっているのが特徴です。


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