お店が古本を買取した後に行っていること

古本を買取りした後は、念入りにコンディションチェックを行います。買取り時にも、コンディションチェックはしていますが、お客が待っているので多くの時間をかける訳にはいきません。

 

本の状態確認を念入りにすることにより、正確な値段付けができるようになりますし、店頭に並べた後に購入したお客からクレームが来る確率がぐっと下がります。

 

状態の確認は、汚れ・破れ・書き込みなどがよく見られるポイントです。コンディションチェックをきちんとされていると、購入者も安心できます。

 

そうしたら、買取りした古本を、シールはがしやアルコール除菌剤そして消しゴムなどを利用して、可能な限り見た目を綺麗にします。蔵書印がある場合には、専用のマシンで削ったり塗りつぶしたりする会社もあるそうです。

 

綺麗にすると高く売れるようになるので販売側としては、手を抜かないようにします。

 

その後は、値付けをして店に本を並べて、来店したお客が買えるような状態になります。いつも利用している店で本が並べられるまでにこういった努力がされていることを知ってしまうと、ちょっと感動してしまうのではないでしょうか。

 

店頭の棚が一杯の場合は、保管されることになります。保管期間は長いと数年レベルになることもあるそうです。保管中に本が劣化しないように温度管理をしていますし、日焼けを防ぐために暗い所を選びます。

 

会社によっては、買取りした古本をネットで販売しますが、その際に、画像のアップやコンディション紹介そしてネットで本を見た人からの問い合わせ業務も行っていますよ。ネット販売の場合は、ちょっと面倒ですが、より多くの人の目に触れるようになり売れやすくなるというメリットがあります。

 

買取りされた本の中には、状態が持ったより悪かったり在庫が過剰だったりした場合には、古紙回収になることもあるそうです。古紙回収されると、トイレットペーパー・白板紙・段ボールなどに形を変えて社会のために役に立つことになります。


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